表現を磨く

息をするままに表現できるようになりたい。
そのために身体を変え続けたい。

脱力、動作、感情を
解剖学、動植物、彫刻、絵画などから追求しています

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骨の模型って、触ると思ったより凸凹しています。本物はさぞかし...ですね。人体では難しいので、以前に洗って乾かした鶏肉の骨を触ったりもします。そうすると、見て抱く自分の想像が、いかにアテにならないものか、驚きます。触ってナンボじゃないか、と思います。美術館の …
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私は人や動物(人も動物のうちですが)の体とか動作が好きです。動きって、わくわくします。どう動いてるのかなこの次どっちに動くかな力が抜けていたらどう動くはずかな邪魔されなければこの屈曲はどういう軌跡になるかなここの動きがかっこいいな体内の動きはどうなってい …
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NHK2013年「ミケランジェロの街で仏を刻む 〜松本明慶・イタリア〜」という番組でミケランジェロ作「バンディーニ(フィレンツェ)のピエタ」を見ました。勉強不足でこのピエタを知らず...、初めて知りました。カメラが設置場所である階段の踊り場の手前から徐々に近づき、 …
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自分の骨や筋肉といった組織は、とても近くてとても遠いかたちですね。自分のものなのに、見えないし、触れない。怪我や手術で中を確認することはあっても、”意識を持って通常に”動作している時の動きを見ることは、外科手術をする医師でもできません。だから解剖学の知識 …
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しばらく前にある記事で「骨模型は、実物の骨のかたちのほとんどが失われている」といった内容を読みました。模型だから限界があるだろうと漠然と考えてはいたけれど「ほとんど」なのかと、とてもショックを受けました。それがずっと引っかかりつつもそのままにしてしまって …
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一時期温かかったですが冬本番の寒さになり、いよいよ年の瀬ですね。きっかけがあって美術解剖学という言葉を知ることができて1年たちました。2018年は過ぎてみれば、美術(特に彫刻)からとても多くのことを教えて頂いた年となりました。大人になってもこんな風に感じ方や見 …
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美術解剖学の講座を受講しました。今回も先生のお話は多岐に渡り、とても勉強になりました。女性のモデルさんですがとてもしまったお体で、より詳しく確認することができました。下記は私が拝聴しながら書いたメモからですので、ごく一部、かつ細部が誤っているかもしれませ …
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目を閉じて想像してみると、1.お風呂場で、水の入ったバケツをひっくり返す2.部屋でコーヒーを飲んでいるカップをひっくり返すたとえ想像でも、2は抵抗を感じます。2の想像にとか「コーヒは熱々」とか「手元にはノートパソコンがある」が追加されると、更に「うっ」となりま …
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表現に限らず、安定感と躍動感の両立はとても難しいと色々な場面で感じますが、今日は人体表現における場合についてです。例として、人間が足を肩幅に開いて立ち、両手を天に向けて伸ばす場合について考えます。この場合、安定感は下半身、躍動感は上半身の影響を強く受ける …
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